抜歯や歯周病、インプラントなど、歯科での小手術では、頬や顎下部、首などにあざが出ることがあります。
これは、手術後に起こる内出血が原因です。
特に、下顎の手術をした場合に出やすく、男性よりも女性の方が出やすい傾向にあります。
親知らずの抜歯やインプラント治療に伴うGBR(骨の再生療法)などで発現頻度が高いです。
顔にあざが出来るととても心配ですが、自然に消えますので心配はありません。
抜歯後に出現した内出血斑。初期は青紫色で、徐々に黄色に変化して消失することが多い。10日~2週間ほどで自然消退するので心配はない。
術前に十分な説明があれば心配はありませんね。
やはり、医療はインフォームドコンセントが重要ということでしょう。