明眸皓歯(めいぼうこうし)という言葉をみなさんご存じでしょうか?
明眸皓歯は「澄んだひとみと白い歯」という意味の四字熟語で、美人を形容する言葉として古来より使われてきました。
やはり、白くきれいな歯は、その人の印象を左右すると言っても良いでしょう。
ご自身の歯の色を白くするする方法には、
①ホワイトニング(漂白)
②ラミネートべニアやセラミッククラウンによる補綴(ほてつ;被せること)
の二つがあります。
当然ですが、歯の色を白くするためだけに、歯を削ってラミネートべニアやセラミッククラウンにすることは、当院ではおすすめしていません。
歯は削ったところからダメになるため、虫歯でなければなるべく削らないほうが賢明です。
ホワイトニングには、自宅で行うホームホワイトニングと、病院で行うオフィスホワイトニングがあります。
今回は、ホームホワイトニングのケースをご紹介します。
術前。全体的にグレー色で、歯に縞模様(バンディングという)を認める。歯頚部(しけいぶ;歯の歯茎寄り)は象牙質の色を反映し、やや黄色味が強い。ホワイトニングでは、比較的白くなりにくいケース。
ホームホワイトニング後。全体的に色のトーンが上がり、白く美しい口元になった。バンディングはホワイトニングでは消えにくい。歯頚部の色もやや白くなりにくい。
ホームホワイトニングは、ホワイトニングトレーに薬剤を入れ、30~60分ほど歯に薬剤を作用させます。
ホームホワイトニングは、濃度の低いホワイトニング剤を着色した歯の内部に作用させ、歯を内側から漂白します。
このため、ホワイトニング効果が長く続き、色の後戻りも緩徐です。
ご自分の時間のある時に、いつでもホワイトニングができますし、知覚過敏が出た場合にも、ホワイトニングの時間や期間を調整できます。
また、歯型が変わらなければ、ホワイトニングを継続的にご自宅で行うことも可能です。(リタッチ)
ホワイトニングにご興味のある方は、ぜひ経験豊富な当院スタッフまでお問合せください。